005*赤盤・制作ノート#1

 ”月琴をフィーチャーした幕末のラウンジ・ミュージック”
今回制作したこのCD『龍馬のハナ唄 赤盤』というアルバムについて、随時お話ししていこうと思う。ブックレットでは書ききれなかった幕末長崎や龍馬のこととか、レコーディング中のよもやま話しとか・・・
 今日はその第1回。まずは全容を公開!ジャーン、こんなかんじです。
d0154761_1403281.jpg紙ジャケ見開きWポケット、ジャケと同じ図柄のCD盤、24Pオールカラーの豪華ブックレット、A3サイズの古地図「肥前長崎図」(部分)、以上のお得なセットで税込み¥2800!
赤盤というくらいだから、次に青盤が控えていることは察しのいいみなさんならもうおわかりだと思う。青盤の方も、もう7割方録音は終わっているのだが、いろいろ問題も出てきて、新たに加えたい曲も出てきて、いったいいつリリースできるんだろう?夏の終わりには出したいのだが・・・
 
 とりあえずこの赤盤は6月16日リリース。長崎は5月下旬に先行発売!だ。”先行発売”という響きがなんか嬉しい(笑)
 アルバムの概要は長崎新聞<http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100425/06.shtml>や、opportunity knoxさんのブログ「nite owl diary」<http://opknox.exblog.jp/i2/>の4月30日付でも紹介していただいているので、ご覧あれ。

 そもそも、何故月琴をフューチャーした音楽を?・・・から始めよう。
あれはかれこれ7年前、東京で暮らしていた僕の弟が、結婚を期に故郷・長崎へ帰り、長崎をテーマにしたオリジナルのセレクト・ショップを始めることになった。長崎県庁すぐそばの『たてまつる』<http://www5.cncm.ne.jp/~tatematsuru-net/>というお店。
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 写真はオリジナル手拭い“たてまてぬ”シリーズの「シーボルトの調べ」。僕は鍵盤カバーとして愛用している。以下HPより蘊蓄を抜粋(〜日本地図を持ちだそうとして発覚した「シーボルト事件」は有名です。地図には失敗しましたがシーボルトは面 白いものを持ち帰ることに成功しました。それは日本の旋律です。聴きおぼえた日本の歌を出島に持参したピアノで譜面 にしたのです。のちに、その旋律は「日本のメロディー」というタイトルで出版されました。シーボルトのピアノは、友人で萩藩の豪商 熊谷五右衛門にプレゼントされ、現在は山口県萩市の熊谷美術館に所蔵されています)

 そこで、僕も兄として協力すべく、いろいろと商売のアイディアを考えた。(余談だが、弟は東京で眼鏡店に勤める傍ら、仕事以外の時間をすべて費やして国会図書館に通い、『筒美京平の世界』という労作を著している)
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 話しは戻って、長崎→観光都市→異国情緒→歴史の町・・・
そういえば長崎にはなんで坂本龍馬の銅像があるんだろう?名前は知ってるけど、そもそもそ龍馬ってどんな人なんだろう?(少なくとも去年までは長崎の多くの人がそういう認識だったと思う)で、「竜馬がゆく」を手にした。無茶苦茶面白かった。が、やがて僕の興味は龍馬の師である勝海舟や、長崎の豪商・大浦お慶や小曽根家、そしてお龍が奏でた月琴へと、シフトしていった。

 司馬遼太郎が描いた大浦お慶が、伊藤痴遊の著作や風聞を基にした創作であろうことは、かつての弟のように国会図書館に通いつめるうちにわかってきたが・・数少ない史実から垣間見えるお慶の波乱に満ちた人生を、ラジオ・ドラマや朗読CDにできないものか。BGMには月琴を使って・・・と思い始めた。
 テーマ曲はすぐに決まった。京平さんの傑作「くれないホテル/西田佐知子」だ。この曲を月琴でやりたい!。ぴったりだと思うんだけどな。そして月琴探しが始まった・・・つづきは#2で。




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by playtime-rock | 2010-05-04 02:52
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