2010年 05月 12日 ( 1 )

008*赤盤・大村へ行く#2

前回の続き・・・一通りのご挨拶と打合せも終わり、大村のミュージックス・ホンダを、おいとましようとしたその時、これが目に入ってしまった。
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1954(昭和29年)僕が生まれる6年前に公開されたこの映画、まだ劇場で観たことはない。大学生の頃、レンタルビデオで借りて初めて観た。とても重い気分のまま、宙吊りにされたような印象の映画だった。まるで黒澤明の映画のように。そういえばこれも東宝だ。

ゴジラといえば、まず思い浮かべるのがあの鳴き声だが、これは「松ヤニをつけた革手袋でコントラバスの弦をこすった音色をテープに録音し、これを手動で速度を調整しながらゆっくり逆回転再生した音である。〜これは『ゴジラ』(1954年版)製作時に、音楽を担当した作曲家伊福部昭が足音とともに作成したもの」(Wikipediaより)とある。

伊福部昭の音楽がまた忘れられない。今はゴジラのテーマ曲みたいなものとして認識されているが、もともとはこの第1作目で、対ゴジラの防衛隊の登場の音楽として使われた。勇ましいというより、緊張感と悲壮感溢れる曲だ。何といってもあの9拍子の変拍子が特徴なのだが、この曲の自然な不気味さは、重低音を強調したサウンドと、この変拍子によるところが大きい。

西洋音楽の教育を受けてきた僕らには、通常の4拍子の曲の途中に、3、5、7、9拍子等の奇数の拍子が挿入されると、字余り、字足らず的なトリッキーな効果がある。
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が、曲の最初からそうである場合は、ゴジラにしろデイヴ・ブルーベックの「テイク・ファイヴ」(5拍子)にしろハース・マルティネスの「5/4サンバ」(5拍子)にしろ、多少の割り切れなさは残るものの、わりと自然に慣れるというか順応できるものだ。ダンスには向いていないが。
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今回制作した『龍馬のハナ唄 赤盤』にも「茉莉花」や「水仙花」等、曲の途中に変拍子が挿入される曲がある。また日本の演歌にもそういう曲は多い。歌詞が先に作られる場合が多いからかもしれない。ちなみに僕は、バート・バカラックという作曲家の作風から、変拍子の魅力を知った。今回収録した「みぃ・じゃぱにぃず・ぼうい」は変拍子ではないが。
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アルバムの概要は長崎新聞<http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100425/06.shtml>や、opportunity knoxさんのブログ「nite owl diary」<http://opknox.exblog.jp/i2/>の4月30日付で。詳細は今後、ここ”プレイタイム・ロック”で徐々にアップしていきます!

この『東宝特撮映画 DVDコレクション1」は、いわゆる分冊百科で創刊号は異常に安い。2号以降はそれなりに。たいていは創刊号しか買わずに終わってしまうのだが、たまたま店頭に2、3号もあったので、ついつい買ってしまった。いったいこのシリーズ何号くらいまで続くんだろうと思い、お店の人に尋ねてみた。「50・・何号までですよ」という答えに、絶句・・・
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そこで気分転換、H君の運転で大村競艇場に連れていってもらった。もうレースは終わっていたが、初めて訪れたので、しばし佇んだ。競艇はやったことない。地域振興も兼ねて今度やってみよう・・・『龍馬のハナ唄 赤盤』が売れたら(笑)

ハース・マルティネス長崎公演インフォは続きで
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by playtime-rock | 2010-05-12 01:13